2012年8月19日日曜日

東北ツーリング(スタンプラリー ゲットその3)(2012年)

1日目 走行距離636km
コース 自宅→関越自動車道→北関東自動車道→東北自動車道→長者原SA(スマートETC)→道の駅路田里はなやま→須川温泉→横手市→田沢湖温泉

朝5時には自宅を出たかったが、前日実家にてお盆の集まりがあり帰宅し寝たのが1時を過ぎてしまい6時出発になってしまった。通常羽生ICまで一般道で行くのだが、通勤時間帯になるため関越道~北関東自動車道経由東北道で行くことにした。
長者原SAのスマートETCを利用し、時々通る道で行く。真山~堂の沢~一迫まで通行量の少ないコース、信号2つで一迫国道398号線へ出る。途中真山にある時々寄る酒屋さんは、酒屋の息子さんグループで少数酒造、地元販売のみで通販でも手に入らないお酒を販売している。酒造名「真鶴」は佐渡にある「真野鶴」と勘違い当初びっくりしましたが、冷酒は4~5品名あり、飲み口は家内も好きで1番か2番と言っております。ただ年によって出来映えはまちまちなので飲んでみないと分からないのが、良いのだか悪いのか・・・・・。飲み口とは別に4合瓶の曲線美がワインボトルのようで何とも言えず好きです。
以前購入した冷酒
国道398号線は大型車の通行もあり流れが良くなかったが「道の駅路田里はなやま」まで30~35分で到着。岩手・宮城内陸地震あった翌年に来て2度目になります。
道の駅路田里はなやま
スタンプを押し、国道398号線の震災時通行止めをしてあったところを通過して、3回ほど宿泊した「温湯温泉佐藤旅館」を右側川越しに見ながら須川温泉へ向かう。「温湯温泉佐藤旅館」は、旧館の木造2階建て2つの建物の間を昔街道が通っていて、廊下が道を跨ぎ回廊のようになっている。以前の入り口はこちらのようだが、今は新館の方になっている。旧館の部屋と廊下の間は障子だけで、昔の旅籠のようです。鬼首温泉の大新館も同じようで客室の回りは回廊になっている。
先へ進むと雲行きが変わり、時々雨が降るようになったが雨具を着るほどではなく、須川温泉へ着く、相変わらず駐車場は満車状態。始めて来たときは車は殆ど無く、広い内湯千人風呂(当時混浴)も10人ほどしかおらず、回りを歩いている人影も見かけなかった。千人風呂は屋外で湧き出た湯が川のように流れ込んで反対側から出て行っていたが、今はどうなのだろう。外から休憩する部屋が見えるが人でいっぱいで、とても千人風呂に入る気にはなれない。前回来た時も出来ていたが、脇にあった温泉池のところには、日帰り温泉施設が出来ている。湯の川沿いに少し上ったところに何カ所かあった蒸し風呂の小屋も無くなっている。湯治場の雰囲気と駐車場脇の小屋からディーゼル発電機のエンジン音と排気ガスの臭いは今は無い。
須川温泉
男鹿半島に宿泊を予定していたが、田沢湖近くの友人に電話をしたところ、翌日まで休みで今家にいるとのことで遊びに行くことにし、宿泊は田沢湖温泉にした。
大曲、角館を経由せず、何度か通った時間の掛からない県道11号50号を利用し以前宿泊したり入浴したことのある奥羽山荘、大台スキー場、たざわこ芸術村(わらび劇場・日帰り温泉ゆぽぽ・田沢湖ビールなど有り)の近くを通り神代へ出る。国道13号線は流れが悪い、横手から神代近くまで、もっと時間の掛からない「みずほの里ロード」というのが平行して出来たみたいなので今度は利用してみたい。
友人宅に着くと、畑の草むしりをしていた。この友人には毎年玄米(あきたこまち)1年分を送って貰っている。1時間ほどお邪魔し田沢湖温泉へ向かう。雨には滑り込みセーフで、宿に到着後友人から電話があり、これから行って食事の用意が出来れば一緒に飲みたいとのこと、宿に確認しOKが出て夜は2人で飲み会になった。乳頭温泉郷や水沢温泉などは5回ほど泊まっているが、今回空きが無く「青荷山荘」は初めてだ。風呂は内湯1つ、湯船は小さく、洗い場2つ、シャワーはチョロチョロ石けんを流すのも一苦労・食事とも大外れ・・・・・。


2日目 走行距離360km
コース 田沢湖温泉→協和IC(秋田自動車道)→能代南IC→道の駅はちもり→黄金崎不老不死温泉→岩木山スカイライン→弘前市→八甲田温泉

天気予報は雨の確率が高い。何とか雨は大丈夫のような中、友人と宿の人に見送られながら出発。秋田自動車道協和ICへ向かう途中3回ほど雨の合うがそのまま走る。、高速に乗り能代南ICで下り国道101号線で「道の駅はちもり」へ。到着しスタンプを押した後、市原ナンバーの黄色いGSの方が来てお話をしましたが、SPは最後とのことでしたが凄いですね!これから弘前の友人のところで泊まり北海道に行くとのことでした。
道の駅はちもり
不老不死温泉寄り写真だけと思っていたが、駐車場で会った方と話していて「時間が無いので私は入りませんが、せっかく来たのだから入っていった方が良いですよ!」なんて言っていたのに、入ってしまった。内湯で流してからでないと、波打ち際の温泉には入れない。
不老不死温泉
不老不死温泉から海を望む
タイムロスをしたので八甲田温泉へ直行とも思ったが、以前(30年ほど前)能代出身の後輩が「バイクで津軽岩木山スカイライン走るのは最高ですよ!」という言葉が忘れられず津軽岩木山スカイラインへ向かう。
料金所で戴いたパンフレット
料金所で天候と往復時間(50~60分)を確認8合目駐車場を目指すが、69有るコーナーうち9割がタイトコーナーの連続、路面は荒れ、直線距離は中途半端、走りは全然楽しめず。8合目駐車場は雲の中で展望などは見られなかった。下りも同様プラス、前回のベーパーロックが気になり全然楽しめず。
岩木山8合目駐車場
弘前城の脇を通り八甲田温泉に到着したが、今回は宿泊客が多く、20帖の部屋に1人で泊まることになった。以前夏に2回ほど泊まったが宿泊客は2人と4人でしたが、今回は20人ほど。
八甲田温泉 20畳の部屋に1人
今春ラムネ風呂の建物が立て直されたためかもなのかもしれないが、お風呂では他1人ほどしかあわなかったので、のんびり入浴でき疲れを癒やせた。ラムネ温泉は他に宮城県東鳴子温泉、大分県のラムネ温泉館等があり、入っていると体に泡が付いてきます。以前は宿泊客しか入浴できなかったが、別料金で日帰り入浴が出来るようになっていた。しかし初めて入ったときの、タオルまで変色するような湯ノ花は面影も無い。
建て替えられたラムネ風呂


3日目 走行距離913km
コース 八甲田温泉→十和田市→久慈市→道の駅のだ→田老→宮古市→盛岡IC(東北自動車道)→北関東自動車道→関越自動車道→自宅

朝食後、内湯に入り宿を発つ。尻屋崎へ行き、以前素通りした「松楽」で昼食して、もう一泊の予定だったが、電話で妻が明日の日曜日は帰省Uターンの残りで渋滞予想があるとのこと、昼間の渋滞は避けたいので本日帰るコースに変更。七戸から八戸へ出ず、4号線を利用し剣吉から県道33・22・42号線通り久慈へ出て、道の駅くじで昼食にする。
なげこみ丼
久慈秋祭りの山車
昼食後、この後八戸からフェリーで北海道へ行くというライダーと話が出来た。
「道の駅のだ」は北リアス線陸中野田駅と一緒になっている。
道の駅のだ

スタンプ押しと記念(証拠)撮影し国道45号線を南下する。普代から陸中海岸シーサイドラインへ入り、漁港で震災の傷跡を目にする。海岸より離れたところの被災はあまり見当たらず震災というより津波での災害である。島越から岩泉、ワインディングルートで遠野~北上より東北道と思っていたが、田野畑、島越、田老、宮古と震災跡を見て回ることにする。
北リアス線「島越駅」が有ったところ

島越の観光船発着所が有ったところ
田老の堤防を初めて見た時には圧倒された記憶がありますが、それさえも越えてしまったのだ。田野畑・田老・宮古エリアで以前宿泊した民宿4軒のうち3軒と飲みに行った店2軒も跡形も無くなっていた。田野畑や田老の堤防ではボランティアだろうか震災のガイドをしている方がいたり、浄土ヶ浜の駐車場の一部には仮設住宅がまだ有った。海岸線で建築物があったところは昔の面影は本当に無い。
津波の被害に遭った「たろう観光ホテル」
田老の堤防の上から堤防内を見る
以前泊まった民宿や、飲みに行ったスナックは無かった
こんなに広かったんだ
もっと南下したかったが時間も無く、宮古からは国道106号線で盛岡へ。食道園さん「平壌冷麺」も食べたかったが、盛岡南ICより東北道へ入り帰路につく。白石付近から雨になるが雨具を付けず走る。矢板付近2km渋滞の表示があり、流石に濡れると思い黒磯PAで雨具を着ようと寄る。30km程雨の中を走りPA内で少し濡れたが殆ど濡れていない、流石にRTと納得。雨の中再出発したが渋滞は解消されて雨も上がっていたがそのまま帰宅。
1日に一般道約400km+高速約500kmを15時間は流石に走り疲れ節々が痛い。年だなー・・・・・。


総走行距離 1,909km
平均燃費   20.67km/l

2012年8月7日火曜日

R1200RT(DOHC) ブレーキフルード交換(ベーパーロック)

先日、ツーリング中の下り坂でフロントブレーキがベーパーロックになってしまった。心配なので今日ディーラーでブレーキフルードの交換をしてきました。

私は気がつかなかったのですが、入庫時にリヤブレーキローターが焼けて少し変色していたので、ベーパーロックを起こしたのはリヤかと確認されました。サービス担当によるとフロントは珍しいとのことでした。

ツーリング前のリヤディスクローター

ツーリング後のリヤディスクローター



標準DOT4なので沸点の高いDOT5に交換できないかと相談したところ、DOT5はシリコーン系なのでシール類を交換しないと良くないとのことでグリコール系のDOT4にして貰いました。
帰宅し調べてみるとDOT5.1で有ればグリコール系にようだ。但し、最近のDOT4は沸点がDOT5に近い製品が多いようです。

DOT規格のDOTって何?
簡単に言えば日本のJIS規格のようなもので、アメリカの交通省(Department of Transportation)の略です。このD.O.Tで設定されているFMVSS基準 (Federal Motor Vehicle Safety Standard 米国自動車安全基準)において様々な項目からブレーキフルードを以下のように規格分類しています。
基 準主成分ドライ沸点ウェット沸点粘度(100℃)粘度(-40℃)ph値
DOT 3グリコール205℃以上140℃以上1.5cst以上1500cst以下7.0-11.5
DOT 4グリコール230℃以上155℃以上1.5cst以上1800cst以下7.0-11.5
DOT 5.1グリコール260℃以上180℃以上1.5cst以上900cst以下7.0-11.5
DOT 5シリコン260℃以上180℃以上1.5cst以上900cst以下7.0-11.5
  • □ ドライ沸点...吸湿率 0%時の沸点です。新品時の沸点です。
  • □ ウェット沸点...吸湿率 3.7%時の沸点です。1~2年間使用後の沸点です。
  • □ 粘度...ブレーキフルードの流動性を示す数値です。数値が大きいと固くなり流動性が悪くなります。低温時でこの数値が高いとABSの作動性に悪影響を及ぼします。
  • □ ph値...酸性/アルカリ性を表す数値です。 7.0以下ですと酸性度が強くなり、周辺部品の腐食を促進します。

交換後のフィーリングは、タッチ良く、反応良く、しっかり効く。交換前の違和感は無く、明らかに違いを感じられます。

気になる作業方法は、バキューム式交換方法でしたので安心いたしました。加圧式の場合はブレーキフルードが飛散したり、ピストン式ではシール類のダメージやブレーキフルードの飛散が気になります。

交換工賃は、「BMWサービス」や「BMWインスペクション」の時に一緒に行った方が大分安く感じられました。

ブレーキフルード   約500円
交換工賃        約8,000円


ついでに
オイル交換後約3,000km走ったので、夏休みのツーリングに備え、今日は自宅でオイル交換の予定でしたが、エンジンオイルとオイルフィルターを交換して頂きました。

エンジンオイル MOTUL 7100 10W40

2012年8月3日金曜日

SYGNUS-X ポジションバルブ交換

SYGNUS-Xのポジションランプのバルブを明るいものに交換しました。
対向車等からの視認性アップを考え、従兄弟にお願いして明るいLEDバルブを分けて貰いました。

右が今回装着するLEDバルブ
左が今まで着いていたLEDバルブ
装着してみると、想像以上に明るい。
右側が交換後LED
左側が今までのLED
フォグランプとまではいかないが、視認性アップは確実ですね!