2013年1月29日火曜日

富士山周辺ドライブ・サントリー登美の丘ワイナリー(2013年)

天気が良いので冬の富士山を見に、妻とドライブに行きました。

談合坂SAで休憩。残雪があるSAのバイク用駐車場に、R1200GS、ハーレーなど3台が有り、どこへ行くのか気になるところでした。

河口湖ICで下りる。何時もは自動車整備工場をしている友人のところへ顔を出すのだが、今回は寄らずに河口湖へ向かう。今年のカレンダー貰い損ねました!
天気も良く風も無く、氷もある水面に逆さ富士を見ることが出来た。
河口湖にて
湖北ビューラインで、西湖から本栖湖へ向かう。
昨年11月にも来たビューポイントで写真を撮る。
本栖湖にて
昼も近くなり、昼食はどうしようか。「鳥兆茂よし」さんへ行くことにする。
精進湖まで戻り、国道358号線で甲府へ向かう。
「鳥兆茂よし」へ到着し車を停め前を見ると、丁度イタ長さんが車から降りるのが見えました。
「鳥兆茂よし」さん
昨年桃の花を見に来た時にも寄らせて戴き、今回2回目になります。
今回は、「釜飯御膳」を二人で注文致しました。
火を入れ待つこと20分少し、炊きあがり三つ葉を入れ暫し待ち、美味しく食べられました。
釜飯御膳(別途、三つ葉とデザート有り)
お忙しそうでイタ長さんとは、あまり会話が出来ませんでしたが、お見送りをして戴きました。タイの写真のお話もありました。見にい行こう。
食後、近くにある「サントリー登美の丘ワイナリー」(元、サントリー山梨ワイナリー)へ行くことにする。
サントリー登美の丘ワイナリーの入口
私は3回目になりますが、妻は初めてとのことで、ワイン醸造所エリアにある総合受付で「ワインセラー見学ツアー」と「ワイン畑見学ツアー」の2つを申し込みましたが、最終ツアー14:50~で妻と2人だけのツアーになりました。
まずは「ワインセラー見学ツアー」!
ワインセラー見学ツアー
樽で発酵させるものと、瓶で発酵するものが有り、樽で出来たものは深みのある複雑な味わいになり、約5,000円以上のワインで、瓶のものは素材の味が引き立つとのことで低価格のものに多いとのことでした。樽の価格を尋ねると約100,000円、1樽で瓶300本その分価格(+約333円)に影響しているようです!
ワイン貯蔵庫の出口近くには、代表的な銘柄が並んでいた。どれも飲んでみたい!
代表的な銘柄が並ぶ
続いて、「ワイン畑見学ツアー」!
バス貸し切り状態。
園内を移動。途中スイッチバックが1ヶ所有ります。戦中戦後木炭車等の力の無い自動車のための工夫とのことで、今も残してあるとのことでした。
品種シャルドネの畑へ案内して戴きました。これから剪定の時期に入り、剪定の仕方でぶどうのできが決まるとのことでした。
シャルドネのぶどう畑より 甲府市内の向こうには富士山
ぶどう畑見学の後はワインショップへ。通常は入口付近ワイン醸造所エリアにある総合受付前の駐車場までバスで戻り、自分の車で園内を走りワインショップへ来るのだが、出口へ向かう道路が工事中のため、ワインショップで降り帰りは送迎バスで入口付近まで戻るよう指示されました。

参考(HPより)
【周辺道路工事に伴うお知らせ】
2013年1月11日(金)~3月15日(金)はワイナリー周辺の道路工事に伴いワイナリー内を車で通り抜けることができません。
専用の場内バスに乗り換えての移動となりますので、ご了承ください。

送迎バスの時間予約をしてワインショップへ。
妻が白ワインが良いと言うので、ぶどうのできが良かったという2009年の「登美」白1本プレゼントで購入。「自分が飲みたいんでしょ」と言われてしまいました・・・・・私は赤のほうが・・・・・。清算後でしたが「甲州」の白も1本追加購入。まだ見たいがバスの時間が~
「登美」 赤白が年別に2本ずつ並んでいました
右下の1本無いところのものを購入しました
いつかは購入して飲みたい「貴腐ワイン」。日本で初めて貴腐ぶどうの収穫に成功したのもこのワイナリーです。
貴腐ワインを初めて製造した翌年、年会員(有料)になり、小瓶(規格外約70~100ccと思う)送られてきたのを飲んでビックリしました。貴腐ぶどうの収穫量が少なく少量生産で、販売も送られてきたものより少し大きいで小瓶したが、今ではフルボトル720mlのみの販売です。ワイナリーの案内人に、小瓶の話をしましたが前回と同じく知りませんでした。
貴腐ワイン 52,500円(フルボトル720mlのみ)
ワインショップから自分の車までは送迎バスで。

最後にワイナリー長の高田清文等に見送られながら「サントリー登美の丘ワイナリー」後にしました。
冬のこの時期だからかも知れませんが、貸し切り状態で見学できました。

毎回運転手で有料テイスティングや無料試飲ができないー!2013年2月2日(土)から土日祭日限定(大人片道500円)で甲府駅からバスが出るので進められました。土日仕事だし・・・・・誰かに連れてきて貰いたい・・・・・又来ようバイクで・・・・・買いに。





 

2013年1月16日水曜日

SHOEI NEOTEC ヘッドセット移設

昨年購入したSHOEI NEOTECに現在Arai SZ-RAM3 UpTownに使用している自作のものを移設してみました。
Arai SZ-RAM3 UpTownに取り付けた状態
 
※メーカーではヘルメットの改造使用は、しないように明記されていますので、自己責任にて行うことになります。

自作し利用たものは下記参照
マイク関係 ヘッドセット自作
スピーカー ヘルメット用ステレオスピーカー制作 その2


外した今までのマイクシステム
自作したものは、改造なしに移設してみました。(切らずにボリュームBOX内に巻き込んであったコードを5cm程引き出しましたが。)
マイク部は、チーク部に取付てみました。(写真ピンボケです・・・・・)
左チーク部に取付(内側)
左チーク部に取付(外側)
スピーカー部は、B+COMのヘルメット用スピーカーセットであれば加工なく取り付け可能でしたが、自作スピーカーの大きさに拡張が必要でした。
外したチーク部

イヤー部分のプレートカット

スピーカーの大きさに発泡スチール部分を加熱した銅線で拡幅加工

気分的に着色し加工終了
 完成

スピーカー部

作業終了後の感想
1.使用していてインカムセットを加工なしに取り付けたので作業はラクでした。(横着しました)
2.後続待ちの時にフェイスカバーを上げていても通信が可能です。接触なしに着脱出来ますが、多少邪魔になる。
3.マイクと口との間隔が近いので埋め込み式にした方が距離的には良いと思います。(個人差が有ります)
4.ハマクジラさんから頂いた情報の、配線接続にロック部分を利用してマイクを埋め込んだ仕様も考えた方が良いかも知れませんが、(下記、参考参照)ヘルメットを買い換えた時のマイク再利用に支障が出ないような配線方法の検討が必要です。(マイク部の分解出来ないかも?)


※参考
マイクはフェイスカバーに取付する。(口との距離的には埋め込みが良いかも知れませんが個人差があると思います。)配線は左右ともシールド線を利用する。(+側は心線、-側はシールド線(網線)を使用する。マイク側とボリューム側では+-(左右)のシールド線(網線)は接続する。)
ロック部シェル側の内側ナット部にボリュームBOXからの配線を左右に分けて取り付けする。
ロック部 シェル外側

ロック部 シェル内側
ロック部フェースカバー側+ねじ部左右にマイクからの配線を取り付ける。
ロック部 フェイスカバー側
ロック部分はテンションがかかっているため、接触不良による雑音等は少ないと思いますが、摺動部の摩耗によるガタつきによる雑音、摺動部や接触部の油等の汚れや濡れたとき等のインピーダンス(信号に対する抵抗値)の変化が心配です。
シンプルにスッキリ出来上がるのは良いと思います。


※ SHOEI NEOTECのヘッドセットの変更はこちらから

2013年1月4日金曜日

明けましておめでとうございます! 2013年 赤岳登頂

2013年、明けましておめでとうございます! 

息子(中学2年生)と八ヶ岳の赤岳(標高2,899m)へ、雪山登山に行ってきました。
昨年の正月休みに行く予定でしたが、息子が足を怪我してドクターストップ。今年なって天候が良さそうなので行くことにしました。

1日目
美濃戸口(標高1,490m)~美濃戸~行者小屋(標高2,354m)

小雪が舞っているなか出発。美濃戸口の駐車場から美濃戸までは車道やショートカットの登山道を歩く。美濃戸から先は以前下った南沢の樹林帯を登って行く。
美濃戸~行者小屋(息子)
トレースが無ければ迷うのは間違いなさそう。初めて冬の八ヶ岳に入った時は、北沢からGARMINのGPSを持って入山したが、連日大雪が降った日でトレースがあまり分からなかった。
美濃戸~行者小屋
積雪があるため木々の枝が実質低くなり、ザックにつけてピッケルが時々引っかかる。下山者から状況を聞くが、風が強く視界が無いため赤岳登頂を諦め下山してきたという方々ばかり。後半赤岳展望荘より下山してきた方が一人、風が弱くなったので降りてきたが昨日は1日動け無かったとのことでした。箱根駅伝も強風の影響で大変だった。
美濃戸~行者小屋
昼頃、標高2,354mにある「行者小屋」に到着する。冬期は休業だが、今シーズンの年末年始営業は12月29日~1月5日の泊まりまで宿泊できます。
温度計を忘れてしまい気温が分からない。失敗した。
行者小屋
行者小屋到着時に稜線は見えない。この先どうするか考えているうちに、歩いていると感じ無かった冷たさが体を襲ってくる。稜線にある赤岳展望荘に宿泊予定でしたが、屋外で待機するには気温か低い。状況判断で行者小屋に泊まることにする。
稜線は見ることができない
宿泊手続きを済ませ昼食をしていると、赤岳が姿を現した。登っている登山者も見えるが風が強そうだ。
午後2時頃、赤岳が姿を現す
時間がたつにつれ目的の赤岳は、荒れた天気の後の真っ白な姿を見せてくれました。
今日、午後から天候が良くなるという天気予報が当たり、明日の予報も良く、登山条件がよさそうに思えた。
赤岳
午後6時から夕食、最近小山小屋の食事はどこへ行ってもほとんど良い。でも当たり前だが宿泊料金も高くなっている。
夕食はビーフストロガノフ(シチュー?)
山小屋でも個室を設定しているところが増えてきている。登山者のマナーが旅館感覚になって来ているためも有るだろうが、山小屋が客商売的になってきているようにも思える。昔の山小屋は登山者も手伝い宿泊させてもらったが、宿と同じように山小屋の人に色々要求をする登山者が増えてきて宿泊客感覚になってきているのと、マナーが悪くなってきている。
小さな山小屋で混雑時など手伝いをすると、目的では無いが場所の良い寝床を指定してくれたりする。混んでいるときは持参したザックは屋外に置き、食事をするところと寝るところが同じ場所で、食事の用意するときは屋外へ出され待機(夏でも寒いですよ)、この間テーブルの設置配膳(手伝いをする)。完了後入室となり食事。
4人部屋の個室をとったが、部屋は寒く息をしていて鼻が痛い。電気ごたつが有ったが通電は4時からで、それまで食堂と廊下のストーブで暖まるしか無かった。布団類は冷たく消灯の8時半までに電気こたつを利用し暖めておく。利用できるものは利用しよう。4人分の寝具を2人で使用して寝たので寒くなく寝れた。
忘れずにヘッドライトの準備のあと、水が凍らないように水筒と添い寝する。このあたりでも夜の外気温は-20度くらいまで下がる。外で-20度になるとシェラカップの焼酎の水割が凍っていく様子が目視できます。水割りは通常氷が溶けて薄くなるが、凍ってきて濃くなり飲む特に揺れるので凍り付かず氷り無しでOKです!
消灯・・・・・。
電気が使用できるうちに布団を暖めておく
布団の中に寝袋を入れて寝る
北沢を登った通年営業の「赤岳鉱泉」個室にはファンヒーターが設置されていたが、これぞ山小屋だ。(電気ごたつが有るが・・・・・)


2日目
行者小屋(標高2,354m)~文三郎道~赤岳(標高2,899m)~地蔵尾根~行者小屋(標高2,354m)~美濃戸~美濃戸口(標高1,490m)

6:30朝食。出発準備を済ませ表に出ると、赤岳はくっきり見える。上は風が強そうだが天気は良い。
天気は良いが風はかなりありそう
相変わらず、山の風下に雲が出来ている。雲の出来る角度で風の強さが判断できる。
息子の選択で、急傾斜だが高度を稼げ、展望の良い文三郎道から登ることにする。
文三郎道の途中から三叉峰方面

文三郎道の途中から阿弥陀岳
高度を上げ文三郎道を登って行く。
昨夜、会話をした冬山登山が初めてというグループから声をかけられたが、完全防備で顔が分からなかった。尾根に出て上を目指す人もいたとのことでしたが、風が強いので引き返してきたとのことでした。経験、技量にも大きく左右されると思いますが、天候の他、強風、視界不良は危険で、不安、無理と思ったら、又来れば良いと思い引き返すことを伝えておいた。せっかく来たのにと思いますが、大事なことだと思います。無事帰宅が一番です。
文三郎道の途中
尾根へ出ると風が強く、急ぎ赤岳の東側へ回り込む。ここからは本格的な岩場の登りになる。
岩は氷の塊にも見える。息子の顔を見ると眉毛が凍っていた。
赤岳頂上近く、急傾斜の登り

登っている息子の後ろ姿が、ぎこちなく見える。恐怖心からだと思うが腰が引けている。
頑張って登っている息子
高度が上がり、阿弥陀岳が下に見えるようになった。
赤岳頂上近くより阿弥陀岳方面
もう一息で山頂、頑張れ息子。
赤岳頂上直下
赤岳頂上に登頂。天気は最高。気分も最高。前回より雪は多いし、寒さ厳しい表情でした。
気温は-20度以下で風があるので体感温度はもっと低い。
赤岳山頂(私)

赤岳山頂(息子)
眼下に宿泊した行者小屋が小さく見え、北アルプスも見える。
赤岳山頂から行者小屋・赤岳鉱泉
赤岳 標高2,899m

後方に南アルプスがくっきり見えます。
赤岳山頂から阿弥陀岳

下っていく三叉峰・硫黄岳方面も真っ白です

赤岳頂上小屋の表示 標高2899.2m
時折風にあおられ、体を持って行かれながら歩く。
登ったら宿泊予定だった「赤岳展望荘」のこの写真を撮りたかったが、寒さのせいで買ったカメラが「バッテリーを交換して下さい」表示。懐に入れしばし待ち撮影するが、2枚ほどで同じ状態。確認と取り直しも出来ず懐へカメラを入れる。風上に延びていく。

赤岳展望荘のアンテナに着いた雪
右上に手袋が
カメラを懐からだし撮影するが2~3枚で撮れなくなる。風が強くなってきているようで、条件が良いときに登頂出来たようだ。
地蔵ノ頭付近から赤岳


地蔵ノ頭付近から赤岳
ここまで下るとカメラが正常に作動するようになる。頂上付近はさらに風が強くなったようだ。
地蔵尾根より赤岳

地蔵尾根の樹林帯から硫黄岳方面
青空に凍り付いた木々。
青に白。
赤岳登山から行者小屋まで戻る。上は風が弱まったように見え、雪煙などが見えない。
最高の景色です!
行者小屋まで下り赤岳
昼食です。水筒を保冷バックに入れザックで持ち歩いていても内側面が凍ってしまう。
持ち歩いていた水筒の水が凍っていた
下山前に登頂した赤岳をバックに記念撮影、息子の心境はいかに。ちょっと大人びて見えた。
下山前に赤岳をバックに記念撮影
美濃戸口八ヶ岳山荘の脇に有る登山届け提出場所の前で、無事下山の撮影。駐車場のすぐ脇になります。

美濃戸口の登山届け提出場所

家にいる妻に無事下山の連絡をしました。
帰宅途中、双葉SAで暖かい食事をして体を温める。事故があって交互通行になっている笹子トンネルの渋滞もあり遅くなったが無事帰宅。雪山より寒く感じ、冬山装備はすごい!