2014年5月17日土曜日

しらびそツーリング(2014年)

日程に融通が利くリタイヤした3人での、天気予報から天気が良さそうな平日2日間を選んでのツーリングです。

1日目
6時過ぎ自宅を出発。関越j自動車道から圏央道を利用して東名高速道へ。
圏央道、高尾山IC~相模原愛川IC間が来月(2014年6月28日)開通し一般道(約30分)を利用しなくても東名高速道に直結され、アクセスが良くなります。圏央道の乗り継ぎは今回が最後になりそうです。

8時東名高速道中井PA8:00集合。雲が多めの天候です。
R1200GSの次で、2番目の到着でした。
参加車両はR1200RT2台とR1200GS1台になります。
東名高速道中井PA

雑談後、コースの打ち合わせ。初日新東名を下りてからの国道152号線、天龍スーパー林道、県道389号線の3コースの国道案の中から県道389号線コースを選択しました。
御殿場JCTより新東名高速道へ入る。走りやすく快適な道で交通量は少ないが、取り締まりが気になります。
新東名高速道

駿河湾沼津SAで休憩。天候は良くなって日差しも増えてきたが、走っていると山の方には怪しい雲が時々見え少し心配です。
掛川PAで休憩、お昼が少し遅くなりそうなので「ドライバーズ・スポット 天神屋」で軽食をしました。おでん等も有り時間が掛からず済ませることが出来ました。
掛川PA

森掛川ICで下り、県道58号線から国道362号線を通り、県道389号線へ入り気田川の渓流沿いを北上する。途中「明神峡」という紅葉スポットがあり、紅葉時期に又来ようかとの話も出ましたが、車のすれ違いが出来ないような狭隘道路なので、どんな状態になるか想像も付かない。
峠を登って行くと山住峠に出ます。
山住峠

水窪は、「みずくぼ」では無く、「みさくぼ」と読むのを知りました。
水窪は「みさくぼ」と読む

峠の手前にある「山住神社」へ寄りました。(2度目)
山住神社

山住神社

「山住神社」には静岡県指定天然記念物の山住杉が2本有ります。
山住杉

山住杉の由来

峠を下り、水窪で国道152号線に入り、直ぐにある「国盗り」で少し遅い(13時頃)昼食です。
水窪にある「国盗り」

天ざるそば


食事後、国道152号線を北上し青崩峠が通れないため、兵越林道へ迂回して兵越峠越え国道152号線へ戻る。

南信濃木沢の国道152号線旧道脇に有る、テレビコマーシャルやテレビ番組に出た廃校になっている「木沢小学校」に寄り、見学しました。(2度目ですが、中に入るのは初めて)
「木沢小学校」

「木沢小学校」入り口付近

※参考
「木沢小学校」
木沢小学校は明治5年に修身学校の名で発足し、はじめは八幡神社境内の回り舞台で授業が行なわれていました。現校舎は昭和7年に作られたもので、昔ながらの木造の建物が訪れる年配客の郷愁を誘っています。生徒数は昭和20年に310名、昭和34年に264名を数えましたが、その後は減少の一途をたどり、平成3年に休校となった時点での生徒数は26名でした。


入り口脇には校歌が刻まれた石版が岩にはめ込まれていました。
「木沢小学校」校歌

教室内

保健室には昔使用したことが有る測定器具が。
肺活量測定器

左・背筋測定器  右・身長測定器

2階へ行ってみると、遠山森林鉄道の資料館にもなっていて、沢山の写真や古い品々が展示されていました。
沢山の写真

古い品々

懐かしい加算機。ラリーをしていた当初使用しているチームも有りましたが、高価なため私たちは変えませんでした。
加算機

廊下の天井を見上げると、電気の2本の露出配線があり、昔の実家もそうだったし、小学生の頃電気屋の叔父さんの手伝いで同じ配線作業したことも有った。
屋内露出配線

1階へ下りる途中に資料保管庫が有り、学校日誌等が有りました。
資料保管庫の棚

音楽室の廊下には、古い蓄音機が有り、もっと古いもの(SP盤毎分78回転)が実家に有ったのを思いだし、針が竹で出来ていたのだ。SP盤レコードも実家の何処かにあるはず。
学校で使用されていたと思われる電気製品

音楽室と教室の廊下には沢山のオルガンが有り、弾くことも出来るが、板で補修したものや壊れて音が出ないものも有りました。
私の通った小学校で引いたこともある、懐かしい足踏み式オルガン

帰り際に、学校保存のための支援金を懐かしい瓶に入れてきました。実家ではこの瓶(何にに使用されていた瓶か忘れましたが)で梅酒を作り、中の梅が食べたくて取り出すのに苦労(膨張したため)した事も思い出しました。
支援金投入瓶

「旧木沢小学校」にR1200RTは似合うのか似合わないのか・・・・・。
旧木沢小学校とR1200RT

今回は、下栗の里(下栗地区)を下から上らず、上村に有る「かみむら特産品直売所」に寄りました。私は「二度芋」と「赤石銘茶」が目当てでしたが、二度芋は秋にならないと無いとのことで・・・・・残念。

※参考
「下栗の里」
下栗の里は、南アルプスを望む長野県飯田市上村にあります。傾斜30度余の山腹を切り開いたこの土地は、近隣で縄文時代の土器が出土するなど、古くから自然の恵みを求めて人々が暮らしてきた場所です。
 この里は、日本の原風景が残る地として、「日本のチロル」と呼ばれています。
 里では、いも類、雑穀類(稗、蕎麦、粟、黍等)や豆類、椎茸などの作物が多く収穫されています。さらに、これらの作物からいも田楽や豆腐といった加工品が作られています。

「二度芋」
遠山郷では、南アルプスの急傾斜畑でジャガイモが栽培されていますが、二化性で夏芋と秋芋と年二回収穫できることから「二度芋」と呼ばれています。夏芋は3月下旬に播種して7月下旬から8月上旬に収穫し、秋芋は7月下旬から8月上旬に播種して11月に収穫していましたが、現在は夏芋だけが栽培されています。

「赤石銘茶」
味の特徴はまず渋み。山間地の温度差が大きい土地で育つ「山つき」と呼ばれるお茶の特徴です。でもその渋みの中には、この地形ならではの朝夕の朝霧が生み出す甘味がありこれがうまい!
 また、深蒸しが主流の中、赤石銘茶は浅蒸しにこだわります。色が多少出にくいのですが、香りは静岡茶に負けないくらいすばらしいものです。

物色後、上からのルートで下栗の里にある「はんば亭」の駐車場へ向かう。「はんば亭」はお店に入る直前に閉店・・・・・残念。
「はんば亭」の駐車場

信州サンセットポイント

平成21年10月に、地元住民の手造りで開設・整備された、「天空の里ビューポイント」まで歩いて行くことに。「はんば亭」の駐車場から徒歩約20分の山林内にあり、山林内の遊歩道(全長約800m)の先にあります。
天空の里ビューポイント入り口

ビューポイントへの遊歩道

展望台は、足場パイプと足場板で作られていて、いかにも手作りです。
ビューポイント展望台

ビューポイントから下栗の里の眺め

ビューポイントから下栗の里の眺め(アップ)

「ハイランドしらびそ」を目す。
途中「御池山隕石クレーター」の中を走り、明日の天候や条件が変わるかもと「ハイランドしらびそ」を通り過ぎて「しらびそ峠」へ行き、写真撮影。
「しらびそ峠」

17時過ぎに「ハイランドしらびそ」到着。
宿に入る前に写真撮影です。
「ハイランドしらびそ」到着

展望台へ。
「ハイランドしらびそ」展望台

「ハイランドしらびそ」展望台から南アルプスの眺め

チェックイン後、先ずは一風呂。
夕食は「山肉料理」です。
「山肉料理」の一部

食事中、定番の「夕焼け案内」が有りました。皆さん夕日を見に西側の中央アルプス側へ。私は東側の南アルプスに夕日が当たる写真を先に。スタッフから良く知ってますねと一言受けました。
夕暮れ時

南アルプスの夕焼け

次に夕日を撮影。明日も天気が良さそうです!
中央アルプス後方に沈む夕日

残りの食事を済ませ部屋に帰り、雑談後、お年寄りグループは早めの就寝。


2日目
朝から快晴に近いツーリング日和です!
朝の「ハイランドしらびそ」

参加車両の3台

空が綺麗です!

遠山森林鉄道の列車の展示があります。木材運搬に約32年間運行されていたようです。
遠山森林鉄道の列車



ハイランドしらびそは標高1,918mに有る

昨日走ってきた方向。
下栗の里方向

今日走って行く方向。
地蔵峠方向

「しらびそ峠」へ再度寄ましたが、登山者のものと思われる車で駐車場が一杯で入れず、風景写真だけ。
「しらびそ峠」

「しらびそ峠」から南アルプス

下って地蔵峠で国道152号線入り、北上。
大鹿村にある「塩の里」で休憩。資料館が有り見学。
大鹿村にある「塩の里」

分杭峠を目指す途中の「中央構造線北川露頭」に立ち寄る。


「中央構造線北川露頭」で万歳?

国道152号線、分杭峠。パワースポットです。
分杭峠 「従是北高遠領」の石碑
※参考
高遠藩が他領(南方は天領であった)との境界に杭を建て目印としたことに由来するといわれ、峠には「従是北高遠領」の石碑がある。


峠付近は駐車禁止ですが、係員のおじさん(うちらもおじさんか!)に許可を貰い写真撮影。
分杭峠から高遠領地?

峠を下り高遠方面に北上。山々の緑が綺麗です!

美和湖に掛かる橋の上で写真撮影。何ともいえない良い色でした。
美和湖

高遠にある「高遠そばますや」で昼食。前回と前々回は営業終了していて食べれませんでしたが、今回は食することが出来ました。
「高遠そばますや」

私は、「高遠三昧」を注文しました。
「高遠三昧」は、焼き味噌と辛味大根の汁で「玄、ぬき、田舎」三種類のそばです。

「玄そば」 甘み強く、細めでシャープ 高遠産そば二八
「玄そば」

「ぬきそば」 薄緑色で風味強いかむそば 八ヶ岳産手びき十割
「ぬきそば」

「田舎そば」 甘皮多め 黒く薫り高くワイルド 高遠産あらびき十割
「田舎そば」

昼食後、さらに国道152号線を北上。出て直ぐ対向車線側にスピード違反取り締まりのディスプレイ(?)有り。見とれていると直後取り締まり遭遇、無事通過。杖突峠を越え茅野市内へ。国道20号線で諏訪南ICより中央自動車道へる。
八ヶ岳PAと談合坂SAで休憩し、八王子JCTで二人と別れ帰路につく。
談合坂SA

早めの帰宅。バイクガレージのシャッター前に、注文して届いた物置の部材が積まれていていた。移動しないとバイクが入れられない。妻と二人で移動しました。

ガレージイン前の清掃時にファイナルドライブからのオイル漏れ発見。即ディーラーと修理打ち合わせして、翌日待ち作業で出来ることになりました。来週は東北ツーリングが有るので、ほっとしました。帰宅時の清掃は、行う方が良いですね!


走行距離 661km
平均燃費 20.10km/L

2 件のコメント:

  1. 天気も最高で楽しい2日間でした♪
    また企画よろしくお願いします。

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    1. 天気予報を見てからの日程は、良かったと思いますが、参加者の都合も合うのも良かったでした。
      また宜しくお願い致します。

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