2011年11月8日火曜日

ヘルメット用ステレオスピーカー制作 その1

使用していない古いヘッドフォン(オープンエアタイプ)を利用して、自作ヘッドセットで使用するヘルメット用ステレオスピーカーを作ってみました。
まずはヘッドフォンを分解し、ドライバーユニット(スピーカー)口径50mmを取り、カバー(アルミ製)をドライバーユニットの大きさにカットする。
ヘッドフォンを分解
水道用部品の給水用座金(ステンレス製)をハウジングに利用し配線を付け組み立てる。
給水用座金はホームセンターで購入出来き、深さは5種類(100~200円)ぐらい有りましたが、今回はヘッドフォンがかなり古いもので、マグネットの厚みが有るため深さ19mmのものを使用しました。
最近ドライバーユニットの強磁力マグネットは薄いため、深さ13mmの給水用座金でもOKだと思います。これだと、Araiのヘルメットであれば加工なしに取付が可能だと思います。(但し個人差有り)
使用する部品
ドライバーユニットにカバーを接着
ドライバーユニットに加工した網を接着し、接合面を覆うように自己融着テープを巻き(干渉音防止)、ハウジングに穴を開け配線を通し、配線を半田付けします。
配線のハウジング穴を通る部分は、収縮チューブを2重に使用しました。
ハウジングにドライバーユニットを自己融着テープで固定(干渉音防止)して、本体の出来上がりです。
組み立て完了
後はカバーを作り取付です。
カバーは薄いフリース素材を利用して作るか、サイズの合う市販のものを代用すれば良いと思います。
音質の好みはいろいろあると思いますが、バイクで使用するとなると、使用環境も色々なので、実用と音質のバランスは難しい関係だと思います。色々試すしかないのかも知れません。
制作費用約300円の試作ですが、自分的にはB+COMのスピーカーより良い音でしたが、ハウジングがステンレスのためか音が少し硬め、低音がもう少し欲しいかな(たぶん取り付けると増えると思う)。ハウジングの素材、厚み、加工方法等で音質も変わると思います。試すしかないです。
ちなみに使用したヘッドフォンは約40年前初めて買ったTechnicsのもので、DDレコードプレイヤー(初代SL-1200 1972年発売)もまだ有ります。気にせず壊したが、後で調べたら中古でも意外と高値が着いていました。制作費300円のものに、壊さなければ良かったかも・・・・・箱も有ったのに・・・・・
今回の出来を踏まえて、次回ドライバーユニットとハウジング材質を選んでお好みのものが出来ればよいと思っています。

所有しているものを利用してのヘッドセット自作も有ります。⇒ここからリンクします。
ヘッドフォンを改造してヘルメット用ステレオスピーカーも作ってみました。⇒ここからリンクします。

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