2012年10月30日火曜日

蓼科ツーリング(2012年)

国道352号線(奥只見樹海ライン)全線が通れるようになったので、出かけようと思ったのですが事前に調べてみると大型バイクでの走行はまだ危なそうなので、目的地を変更致しました。

周辺天気予報を確認し、一番良さそうな蓼科方面へ出かけました。
遅めの9時出発、関越道~上信越道へ横川SAで休憩、出発の準備をしているとK1200GTに乗る方が到着し話をしたところ、杉並の方で野沢温泉1泊ソロツーリングとのこと。1度盗難に遭ったのでバイクを出すのが大変なため、バイクを出すと泊まりで出かけることが多いそうです。厳重に保管しているのですね。
中部横断道(無料区間)を利用して佐久南IC(終点)で下り、信号を直進し山際の集落を抜け3km程で蓼科スカイラインの入口へ出る。
大河原峠へ向かうが道路には枯れ葉、特に唐松の葉が多いので気を遣いながらの走行になる。
蓼科スカイライン
大河原峠に着きバイクの気温表示を見ると6.5度であったが、実際はもう少し低いと思います。
6.5℃の表示
大河原峠 標高2,093m
浅間山方面を望む
志賀高原方面は晴れ間が、志賀高原の方が良かったかな
大河原峠は蓼科山などの登山口になっている
休憩後女神湖へ向かうが、やはり唐松の落ち葉が多い。
女神湖方面への下り
女神湖湖畔にて
女神湖を一周しながら写真を撮り、麦草峠を目指すが県道40号線の蓼科牧場交差点から南(蓼科方面)が通行止めになっていて白樺湖手前まで迂回して県道192号線へ出る。
蓼科ビレッジの手前を左折し国道299号線へ近道をしたところ、「しもさか」の看板が目に入る。そばの「しもさか」かと思ったら、そうだった。こんなところに有るのだ、予定外だが折角なので立ち寄ることにした。道路から見るとまるで別荘、先に車が一台有る、砂利の通路のような駐車場へバックでバイクを入れ車の前へ駐める。車の上には枯れ葉があり、こちらの車のようだが、店内を覗くと誰もいないが、戸を開けると女性が顔を出したので、バイクの駐車を確認し承諾を得る。
蕎麦 蓼科しもさか
来客がいない店内へ。履き物を脱いてスリッパで入店するようになっていて、床は板張りになっている。

お品書

お品書きは、せいろ、そばがき、お汁粉、のみのようで大盛りも悩んで量を確認したが回答無し、普通のせいろを注文する。つゆ・薬味が先に来て、ゆで上げたての濡れたそばが、ざるで後から配膳される。太めでこしがあり、つるっとした中に少しざらっとした素朴な味わいだが、つゆは辛めでねかせてない感じ、薬味はねぎ・おろしわさび・おろし大根でした。新そばかどうかの確認をするのを忘れてしまいましたが、香りの印象が無いのですが・・・・・。

せいろそば

「蓼科しもさか」の売りは下記のようだ。
「平成元年創業以来、一貫してそば・つゆ・原材料・薬味・調味料・お茶など出すもの全てを国内無農薬・無添加・化学調味料不使用・自然素材の安心できるものを使用している。そばは国内最高級の茨城県水府村の常陸秋そばを脱穀し完全自家製粉したものを使用。つゆは国内無農薬醤油・国産有機みりん、ダシは一本釣りの鰹節と天然利尻昆布とを合わせて作っている。」

後から3組9人の来客があったが、そのうち一組は店の場所が分からなく電話で問い合わせをしてきた。その一組には私が精算しバイクを出す間、路上で待って戴くことになり申し訳なかった。

国道299号線(メルヘン街道)に出て麦草峠を越え八千穂高原の白樺群生地へ寄り佐久穂町へ向かう。
八千穂高原 白樺群生地
午後2時を回ったので国道141号線で佐久南ICから高速で帰ろうかとも思ったが、ぶどう峠・十国峠越えか。国道299号線(武州街道)で十国峠越えで帰ることにした。十国峠を通のは舗装されてからは初めてになるが、昔ラリーではよく使われたコースの一部で何度か通った。その後通行止め期間も長く、なかなか走る機会も無く今回となった。
十国峠へ向かう途中に「乙女の滝」が有ったので寄ってみるが誰もいない。静かで紅葉と落ち葉で良い雰囲気を醸し出していて、もう少し早ければ尚良かったかもしれないが、今回のツーリング中では一番良かった場所だった。
乙女の滝
国道299号線沿いの紅葉
十国峠
十国峠で休憩後、下りでは通行止め区間(以前と同じ区間)が有り迂回道路を走りぶどう峠から来る県道124号線へ出ると、ぶどう峠は11/7~11通行止めの表示が出ていた。再度国道299号線入る。
何時もは志賀坂峠を越え秩父経由で帰宅することが多いが、明るいうちに帰宅したいので国道462号線を通り本庄児玉ICから関越道で5時前に帰宅。
ツーリングバイクをあまり見かけない1日でしたが、今回のエリアはもうオフシーズンなのかも知れないですね。

2012年10月28日日曜日

国道352号線(奥只見樹海ライン)道路情報(2012年)

今度の休みに道路状況を見に行こうかと思い調べてみました。
10月1日に国道352号線(奥只見樹海ライン)全線が通れるようになりました。開通時の復旧状況です。下記情報は新潟県魚沼地域振興局地域整備部「国道352号線復旧だより 第2号」からです。

被災71ヶ所のうち路面・路肩決壊21ヶ所のみ完了、50ヶ所復旧工事中での通行止め解除になったようです。
※ 新潟福島豪雨による災害復旧工事未完了箇所や今年度被災を受けた箇所が複数あるため、開通後も片側交互通行等の交通規制箇所があります。
通行には十分注意願います。
したがいまして、通常より大分時間がかかりますので余裕を持ったスケジュールにてご利用ください。」

国道352号被災状況(単災を除く)
路面・路肩決壊 51ヶ所  うち完了21ヶ所
法面崩壊 17ヶ所橋梁災 3ヶ所
計 71ヶ所  うち完了21ヶ所

まだ大型バイクで走るのは早そうですね!
さてどこへ行こうかな・・・・・

中ノ岐川の橋 被災後

中ノ岐川の橋 復旧後

県境:金泉橋 被災後

県境:金泉橋 仮橋

枝折峠 小出側約2km


県境近く


2012年10月26日金曜日

MACNAのリフレクターベスト

オランダMACNA社のリフレクターベストを購入致しました。
EUにおける工業製品の共通規格CEには“被視認性を高めるライディングウェア”の項目が存在し、2013年度の規格に合格した第一号がMACNA社の製品とのことです。

リフレクターベストには下記3種類の製品があるようです。
ビジョン・フォーオールプラスナイトアイ(上級モデル)
ビジョン・フォーオールエス(サマーモデル)
ビジョン・フォーオール(ベーシックモデル)

全てのモデルとも蛍光色が主体で裏地はメッシュでサマーモデルのみ表地(胴回り)もメッシュになっています。
購入したものは上級モデルのビジョン・フォーオールプラスナイトアイで反射素材が一番多く使用されているものです。サマーモデルも同時購入を考えたのですが、使用してみてからにしました。
縫製はイマイチですが、これから日没が早くなるので保身につながると良いです。
現物を手にしてみて、メッシュタイプのサマーモデルを通年利用しても良かったような気もします。

前側 通常
前側 ライトに当たると
後側 通常
後側 ライトに当たると

2012年10月20日土曜日

SYGNUS-X ヘッドライトバルブ切れ

久々SYGNUS-Xで通勤した。
帰る時にヘッドライトバルブが切れているのに気がつきましたが、替えようバルブの持ち合わせが無い。対向車には申し訳ないが、仕方なく上向を使用して帰宅する。一度もパッシング等されること無く帰宅できたのは良かった。
今回切れたバルブもそうだが、以前自動車で片側が切れて両方交換した時に保管しておいた高効率バルブを着けた。
フロントカバーを外す
上から覗くとバルブが見える

R1200RT 純正ハイシート用 メッシュシートカバー (取付編)

愛知県在住のテツ@あいちさんにお願いして、R1200RT 純正ハイシート用 メッシュシートカバーを制作して戴きました。
以前から気になっていたのですが、BMW Motorrad Club Japan 関東ブロック 東北グルメギャザリングに参加したメンバーの方が付けていたので、見て触って跨がってみる機会が有り、とても気に入りました。
友人に話したところ一緒に注文致しました。
生地はホンダ純正アクセサリーで販売される各車種向けのメッシュカバーと全く同じ物を使用し、縫製も同じ会社で行っているとのことです。又、ステッチの色が4色から選択が可能になりましたが、生地と同色の黒でお願いいたしました。

本体生地  黒
ステッチ   黒・グレー・青・赤(選択可)

制作依頼をして約2週間、夜に届いた梱包を開封。
開封
早速シートに被せてみました。
被せた表面
被せた裏側
取り付けてみましたがカバーでなくオリジナルシートのようです。しっかりカバーされていて乗車中のシートカバーのずれも無さそうです。
取付後 側面
取付後 上面
制作して戴いたテツ@あいちさんには申し訳ないのですが、フロントシートヒーターの配線取り回し改善のために穴を1つ追加致しました。

フロントシートヒーター配線取付部
※ 配線用穴を追加しました
リヤシートヒーター配線取付部
実際に走った感触がどうなのか、ツーリングに行くのが楽しみです。

テツ@あいちさん有り難う御座いました。


メッシュシートカバーの使用感はこちらから。

2012年10月9日火曜日

天神平(2012年)

天気が良ければ志賀高原へ妻を誘いツーリングに行く予定でしたが、朝目覚めると生憎の曇り空。折角行くのなら展望の良い景色(紅葉)を見せてやりたいので様子を見て自宅待機。
9時過ぎても青空は見えてこない。天気予報を期待して10時目的地を天神平変更して妻と車で行くことになる。
自宅から関越自動車道を利用して約1時間、谷川岳ロープウェイ土合駅に着くが相変わらずの曇り空。ロープウェイに乗っていると晴れ間が見えてきたが、天神平の方は西から雲が流れてきていて雲の中の様だ。
無雪期は3度目になるが、1度目は長男が幼稚園(5才)、少女が小学1年の時に谷川岳へ登ったのを思い出す。谷川岳周辺の夏は雷が多いようなので登山には注意が必要です。
天神平駅よりリフトで見晴台まで行くが、展望は無く雲の中。
天神平 天神峠付近
歩いて天神平駅近くまで下りて来ると雲の下に出られた。
天神平 紅葉はちら
紅葉には早かったが、景色が見える展望レストラン「ビューテラスてんじん」に入り窓際の席で景色を見ながら昼食にする。少しのんびりしてみる。相変わらず雲の天井があり下の景色しか見えないが、日が差しているところが増えてきている。
登りのロープウェイの中では、帰りは土合駅まで歩いて下山しようかとの話もしたが、時間に都合でロープウェイ下山することにする。途中から晴れ間が多くなり天候の回復が天気予報より大分遅れた結果になった。

谷川岳ロープウェイ 下りから
下界は晴れている
帰りにJR土合駅(日本一のモグラ駅)によってみると、行きに道路から自動車は確認できなかったが、帰りは6~7台の駐車があった。
JR土合駅
日本一のモグラ駅 土合

目的は同じようで、地下70mに有るトンネル内の下りホームへ繋がる462段の階段。無人駅なので誰でも入ることが可能です。
階段462段の上から
右側が昔使用していた副本線用のホーム、左側は現在使用のホームで通過線(副本線上に作られた)に新設されたものです。長いが一部しか使用されていないようです。30年以上前にこのホームに停車した列車に乗った記憶があるが、右側のホームだったのだろう。
現在使用のホームから上野方面
谷川岳(険しい山)へ登る登山者が山を登る前に重いザックを背負いこの階段を上る、本格登山者用の駅(階段)の様に昔は思っていて、一度は谷川岳に登る時にザックを背負いこの階段を登って山入りをしたいと思っていましたが、観光での経験になってしまいました。
階段462段の下から
左側にはエスカレーターの設置スペースが確保されているが、現在エスカレーターを設置する予定はないようだ。階段の中間部付近にはベンチが設置されている。妻が明日は足が痛くなるのではと言っておりましたが、明後日ではないのかな・・・・・。
上り線ホームは以前島式ホームで会ったが、現在は下り線と同じく本線側しか使用されていない。

時刻表を見ると、現在上下線とも1日各5本と少ない。
帰りにスタンプラリーのため寄った「道の駅 水上町水紀行館」に寄り関越自動車道で帰宅する。

2012年10月6日土曜日

国道352号線(奥只見樹海ライン)通行止め解除(2012年)

10月1日に国道352号線(奥只見樹海ライン)全線が通れるようになりましたが、下記注意事項がされております。下記情報は新潟県魚沼地域振興局地域整備部「国道352号線復旧だより 第1号」からです。

「※途中、災害復旧工事のため片道交互通行となる箇所がございます。したがいまして、通常より大分時間がかかりますので余裕を持ったスケジュールにてご利用ください。」

国道352号被災状況(単災を除く)
路面・路肩決壊 51ヶ所
法面崩壊 17ヶ所
橋梁災 3ヶ所

計 71ヶ所

豪雨より昨年7月28日から長期にわたる通行止め、甚大な被害の大きさが分かります。

被災ヶ所と復旧予定図
又、橋が流され仮橋になっているところや、道路が決壊されているところは砂利道になっているようなので注意が必要です。






路肩決壊
路肩決壊 応急復旧状態


橋梁災
橋梁災 仮橋
 国道352号線(奥只見樹海ライン)から国道252号線(60里越え)でのツーリングが何とか出来るようになったが、路面状態が心配です。


2012年10月4日木曜日

R50(2012年)

3年半程前ツーリング時の、友人のR50の写真です。
BMW R50
4年ほど前に購入(オーナーチェンジ)しましたが、とても程度が良く、私が初めて見た時は走行距離900km台でした。
何度か一緒に、このバイクとツーリングに行きましたが、触ったことはありません。最近はR100RSに乗って来るため見れないのが残念です。

2012年10月3日水曜日

R1200RT(DOHC) 摺動部への注油

ブレーキ/クラッチレバー、ステップ、ブレーキペダル、サイド/メインスタンドなどの摺動部は、埃や雨等の影響を受ける場所の潤滑油は何が良いのだろう。特にステップは清掃時に動かすとジョリジョリと感じることがあると思う。

今まで使用してみたもの
●モリブデン系オイルスプレー
オイル分が残り埃が付きやすい。
●シリコーン系グリススプレー
摺動部の奥まで入りにくい。
べたつきは無いが、埃が付きやすい(オイルよりは付きにくい)
白色グリス状になり、見た目良くない
ゴム類には良い(マスターシリンダー周辺)

今回使用してみたもの
●フッ素系スプレー  呉工業ドライファストル(速乾性潤滑スプレー)
浸透性が良く、摺動部内の汚れが出てくる
すぐ乾き、べとつきが無い
余分な分は、拭き取りやすい
ゴム類には良い(マスターシリンダー周辺)
流動性が良くスプレーなので飛散に注意が必要

今回は以前から保有していたものを使用してみた。
呉工業 ドライファストル

特長
●スプレーするだけで優れた潤滑効果が得られます。
●速乾性なのでベタつかず、ホコリが付かないため可動部を汚しません。
●金属はもちろんゴム・プラスチック・木・紙製の素材にも安心。
用途
●再給油ができない箇所や給油が困難な場所の長期潤滑。
●自動車、農具、電動工具の可動部の潤滑。
●自動車、家具、家庭器具、農機具、レジャー用品、電動工具、大工道具などのホコリが気にな       る箇所の可動部の潤滑。
仕様
●使用温度範囲:-50~260℃
材質
●主成分: フッ素樹脂(PTFE)、石油系溶剤

注油前
注油後
汚れが流れ出ていて、すぐ乾燥する

その他に保有する中のもので
●VD バイダスドライ(フッ素樹脂系乾性潤滑剤) WAKO’S
以前、エンジンチューニングしたXR250に2サイクル用のキャブレターを付けていた時、スロットルバルブ摺動部に使用していたが、吹き付けて磨き上げると驚くほど凄くツルツルになる。高価なため他の部分には使用したことは無いが、使わず置いておくのはもっともったいないかも。

特徴
超微粒子のフッ素樹脂(DuPont社製DryFilm)を使用した乾性潤滑剤で、油脂・ホコリを嫌う箇所の潤滑に最適。化学的に非常に安定で、極低温から260℃にいたる多様な環境条件で潤滑性を発揮します。潤滑面の微細な凹凸に入り込んで摩擦係数を低減させるだけでなく、摺動状態を滑らかにするため、スティックスリップ状態を抑制します。ファンベルトの鳴き止めにも効果を発揮します。