上記図4.左シャフトシール(オイルシール)
5.右シャフトシール(オイルシール)
8.アクスルシャフト
9.ソケット(カラー)
フロントホイールを外したところ、左側シャフトシール(オイルシール)のグリースが殆ど無く摩耗していました。接触部のアルミ製のソケット(カラー)もかなり摩耗していて、シャフトシール(オイルシール)の削れたゴムの粉がオイルシールの内側まで溜まっていました。
グリースが減った原因を考えてみる。Rider's Manalには「フロントホイール脱着時、アクスルシャフトに付着しているグリースは除去しないで下さい。」と記載されていますが、4回タイヤ交換を同じタイヤ屋さんで行っていますが、交換作業時にソケット(カラー)のグリースを拭き取ってしまったり、ホイールバランス調整時にシャフトシール(オイルシール)のグリースが取れたりしたのかもしれません。自分でホイールの脱着作業をするのであれば、その都度グリース等のチェックしますが、作業依頼をしているのでそこまで確認しませんでした。
部品も無く車検入庫前でしたので、取りあえずクリーニングして、保有していたグリースを塗ってそのまま組み付けました。ソケット(カラー)は左右対称なので取付の向きを変えれば問題無く使用出来ますが、ネットで調べたところ2,600円程度のため、車検時にソケット(カラー)と左右シャフトシール(オイルシール)の交換作業を依頼しました。
ディーラー車検入庫時に、メカニックに伝えたところ、ソケット(カラー)アルミ製は殆ど同仕様のバイクは摩耗してしまうとのこと。また、ディーラーではホイールを外したときは必ずグリースアップ(補充)するとのことと、組み付け時はかなりきついとのことでした。組み付け時には必要なグリースをそぎ落とさないように注意が必要みたいですね。タイヤ屋さんではタイヤ交換時にグリースアップ(補充)はしないと思いますし、グリース不足があっても伝えてくれないと思います。そこで専用グリースの値段を聞いたところ、チューブ入りで2,600円ぐらいとのことでしたので、速注文しました。
タイヤ交換時に専用グリースを持って行き、作業前に伝えてホイール取付時にグリースアップ(補充)させて頂くつもりです。お店の方の気分を害さず、作業の邪魔をせずにグリースアップ(補充)させて頂くにはと・・・・・、問題もありますが。
タイヤ交換時の注意がもう一つあります。
フロントホイールを外す前に、キャリパー内のブレーキディスクローターの位置を確認したところ、左側はキャリパー合わせ目にブレーキディスクローターの中央が有るのに、右側はキャリパー合わせ目にブレーキディスクローターの端が有りました。これは自分でフロントホイールを外して組み付け、作業後確認したところほぼ中央になりました。位置関係がずれたままだとブレーキパットの残量が有ってもずれている分(約2.5mm)、キャリパーに当たる(ブレーキパッドの鉄の台座)部分がキャリパーから先にはみ出てしまいますので、早期交換が必要になってしまいます。
左側はソケット(カラー)が有るため、フロントホイールとフロントフォークの距離は一定ですが、
右側はソケット(カラー)が無くフロントフォーク下部でアクスルシャフトを挟み、アクスルクランプボルトで固定しているため、フロントフォーク下部がアクスルシャフトの軸方向に微妙に手で動きます。
このことを車検入庫時にディーラーに話したら、タイヤ交換時にタイヤ屋さんでフロントを釣り上げて作業をしたため歪みが生じて、そのままアクスルクランプボルト締め付けたので起きたのかもしれないとのコメントが有りました。タイヤ屋さんでタイヤ交換作業時、フロントを釣り上げて作業している場合、バイクを下げていってフロントタイヤが接地してからアクスルクランプボルト締めるように依頼した方が良いかもしれません。または帰宅後確認と、必要があれば締め直す作業が必要ですね。誤差が大きい場合には、ロアーフォークブリッジの取付ボルトを緩めてのセンター出しの調整が必要かも知れません。
上記図(フロントフォークアウターチューブのクランプ部の形状が現車と違います)
8.アクスルクランプボルト
11.ロアーフォークブリッジ
12.ロアーフォークブリッジの取付ボルト
BMW R1200RT(DOHC)ロアーフォークブリッジの取付が前期のボルト式の場合で有り、後期でフロントフォークが変更になった、貫通式挟み式固定式の場合は該当するかは分かりません。
※追記(2015.06.12)次にタイや交換したときの確認結果を「タイヤ交換後の確認」で投稿致しました。参考になればと思います。
8.アクスルクランプボルト
11.ロアーフォークブリッジ
12.ロアーフォークブリッジの取付ボルト
BMW R1200RT(DOHC)ロアーフォークブリッジの取付が前期のボルト式の場合で有り、後期でフロントフォークが変更になった、貫通式挟み式固定式の場合は該当するかは分かりません。
※追記(2015.06.12)次にタイや交換したときの確認結果を「タイヤ交換後の確認」で投稿致しました。参考になればと思います。
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