2013年5月6日月曜日

R1200RT(DOHC) 電動ファンコントロールキット取付

冬の夜での渋滞でもエンジンオイル温度が上がります。油断するとスタート時のエンジン音に変化がでて油温上昇に気がつくことがあります。
温度上昇で作動するように、電動ファンコントロールキットを取付付けました。

使用したのは、ラン・マックス電動ファンコントロールキットです。
リレー内蔵で温度(60~120℃)調整を可変抵抗(ボリューム)で行うものと、デジタル表示でボタン操作で行うものが有ります。併せてエアコン(AC)連動回路(+コントロール)の有るものと無いものの4種類有りました。

私が購入したものは、温度の設定調整を可変抵抗で行い、エアコン連動回路の無い(一番安い)ものです。通販注文時に回路図が分からなかったために少し後悔しています。エアコン連動回路付きのものを使用して、エアコン連動回路を手動スイッチ回路に利用し新規に配線するのが一番良いと思います。残念なことにエアコン連動回路の無いものは温度センサーのみでリレーのON・OFFコントロールできる回路になっていて、手動回路の割り込みが出来ません。配線を1本追加し改造すればプラスコントロール出来そうだし、もう一寸手を加えればマイナスコントロールにも出来そうですが、接着止めされた基板を外して回路調査してから作業をしなければなりません。リスクを伴うのと面倒なので止めにします。このままでも使用できないわけじゃ無いし、暇な時にやろうかな・・・・・年を感じます。

1.現在の電動ファンのリレー作動はマイナス(-)コントロールにしているので、電動ファンコントロールキット回路の追加作業だけで自動と手動が出来ますが、リレーを2個使用する並列回路になってしまいます。利点は電動ファンコントロールキットが故障した場合でも、手動用回路用が使用できる。

2.電動ファンコントロールキットだけにするには、エアコン連動回路付きを利用し手動スイッチ回路をプラス(+)コントロールに変更する必要が有り、リレー(フロントシート下)からスイッチ(ハンドルグリップ付近)までの配線を2本にして引き直す必要がある。現在の電動ファンへの配線も太さが違うため、ついでに取り替えたくなり、新規取付と同じになる。
電動ファン取り付け時に使用するので有ればエアコン連動回路付のものが良いと思います。悩んだのに最初から使用しなかったことを後悔しているところでも有ります。

3.追加機器は特にプラス(+)コントロールよりもマイナ(-)スコントロールの方が安全なので、電動ファンコントロールキットをマイナス(-)コントロールに改造する。プラス(+)コントロールだと手動スイッチまでのプラス側配線が2本必要で長くなる。それなりに対策すれば良いのだろうがバイクの場合配線環境(温度・水分・振動)が良くない。

簡単な1.の並列回路追加で作業することにしました。

内部を蓋を開けて見る限り、パーツ台は2,000円位だろうか、製品になると5倍以上になる。
   リレー      オムロン G4A-1A-PE             約500円
   オペアンプ   TEXAS INSTRUMENTS LM358P          59円
   トランジスタ   C1815                        21円
   可変抵抗                                
   抵抗
   電解コンデンサ
   コンデンサ
   ダイオード
   LED
   基板
   プラケース
   配線
   コネクター
   ターミナル
 
コントロールユニット内

温度センサーをオイルクーラーのIN側へ400℃耐熱アルミテープで固定。
オイルクーラーにセンサー取付

コントロールBOXは配線を加工してリヤシートの下へ、外して調整しやすいようにマジックテープ(動かないように下・横部)で取付しました。
コントロールBOX設置

作動温度設定は、時間の都合でツーリングしながら設定することにしました。


※参照 電動ファンコントロールキットの作動温度調整はこちらから
      ツーリング時の作動感はこちらから

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